■
【南房総行脚放浪記】〜台風一過の山下り海入り〜
その場で受け取れる感覚情報や思考に集中し、血や地や風、時代の流れを感じ
いま呼吸して動くことによる感覚情報や
自然さんと波長の調和をぼんやり記憶し
守られるように安全に朝を迎える…
それぞれのタイミングでテントから這い出てきて
せんべい汁やら
あるもの野菜汁やら
事の他上手くできた朝食をのんびりとり
お茶を飲み
自由な1日のはじまり
凄く贅沢な時間と物事
ほぼほぼ誰にも知られざる山から下りたら、
すぐ海がある!
のが南房総の未開の山の素晴らしきところ
台風一過なものの
気温も風も波も高すぎることなく
開拓団一堂
ベース基地で寛ぎ衣食支度のち
各種着替えて海入り
ライフセーバーになぜだかすぐにチェックされたものの
静かに厳かに穏やかに
それぞれの海時間を満喫
波に揺られると
山の空気の揺らぎと
似たようなまた異なる心地良さ
人曰く「羊水の中の記憶に近いから」
海から上がる時に感じるのは、
ぽーんと生まれ出た時と同じ
リボーンな感じなんでしょうね♬
ご縁ある、海の見える駅近キャンプサイト「UMIKAZE」にてご挨拶と語らい
千倉のご飯屋さんへ寄り道
秩父への帰りの道も夜闇の中、
感覚に任せ、いつも違う道をと選択していき、いつの間にかと通る道々は
どういうわけだか稲苗揺れる田園
大河沿い
沼沿い
開けた拓けた場所ばかり…
いつの間にか住宅もあまりない通り道で
随分と心静かに
思考の合間のほんの一瞬に
「望むこと」「気になっていたこと」やらが突然と形になり「そっかーそういうことか…」など
気付きがやってきたり
また仮説をたててみたり
深夜にお墓へお参りし、お家に無事帰りつけたのも、全てが有難いことのミックスで成り立っている今なのだと
感謝しきりの感動の旅でした
【南房総行脚放浪記2022夏】おしまい